2020年10月16日(火)に『日本語の自然会話分析ーBTSJコーパスから見たコミュニケーションの解明ー』(宇佐美まゆみ編著)がくろしお出版より刊行されました。
詳しくはこちらのページ(https://www.9640.jp/book_view/?835)をご覧ください。
<目次>
第1章  語用論的分析に適した『BTSJ日本語自然会話コーパス』構築の趣旨と特徴
 宇佐美まゆみ
第2章 ポライトネスと配慮 ―受諾と断りを伴う依頼の場合―
 福島佐江子
第3章 依頼表現の諸相 ―依頼の明示性の観点から―
 ガヤ直美
第4章  雑談に表出する依頼と受諾 ―「です・ます」体の使い分けと,自然会話を素材とする教材への応用の観点から―
 大橋純 大橋裕子
第5章  質問行為に伴う配慮 ―初対面会話と親しい者同士の男性の雑談より―
 重光由加
第6章 談話における終助詞「よね」 ―引き込みという観点から―
 ナズキアン富美子
第7章 自然会話における感動詞「あっ」の機能 ―日本語教育の観点から―
 大塚容子
第8章 友人同士の会話におけるディスコース・マーカー ―性差の観点から―
 田中リディア
第9章 大学生の会話と性差 ―ジェンダー構築の観点から―
 岡本成子
第10章 会話の非流暢性(disfluency)―会話スタイルの観点から―
 長谷川葉子
第11章 談話のインタラクションと言語発達 ―比較文化心理学の視点から―

南雅彦